
「交際って、手をつながないといけないの?」
お見合いをすれば、自分の返事を考えます。つまり、
「交際希望」とするのか?
「お断り」するのか?
早々に「お断り」しようと思っているのなら迷わないのですが、「お断り」か「交際」の微妙なラインとなると考え込んでしまうこともあります。
特に、婚活をはじめたばかりの人は、ここでつまずく人がいるようです。
「交際希望で返事をしてお相手も交際希望なら、交際成立になってしまう」 と結婚相手を探している場なのに、「交際成立になったらどうしよう」と心配するのです。
いきなりベタベタ?いちゃいちゃ?
結婚相談所での「交際」は、一般で言われる「交際」とは少しというより、かなり違います。
「交際成立になったら、手をつながないといけないのですか?」
という質問をする方が今でもいらっしゃるのですが、それは違います。 もちろんお互いが手をつなぎたかったらつないで結構なのですが。
交際とは予告編後の本編のようなもの
テレビなどで映画の予告編をよくみかけますが、その予告編をみて「おもしろそうだな」と興味がわけば、映画館へ行って本編を観るのではないでしょうか?
婚活の世界も一緒です。お見合いは映画でいうと予告編。
お見合いをして「もう一度会って確かめてみよう」と思えば本編を観に行く。この本編が「交際希望」というわけです。
決してここには「重い感じ」はありません。交際になったからといって、いきなり、ベタベタするわけでもありません。
実際に交際をしてみると、 「あれ、お見合い(予告編)では静かな人だと思ったけど、交際中は意外とよくしゃべるんだな」だったり、 「お見合いでは紳士的だったのに、交際に入ってみて適当なところもあるんだ!」 と新たな発見をしていきます。
あるいは、「2回会ってみたけど、やっぱり違うな」ということで、すぐに「交際終了」となるケースもたくさんあります。
「通常の交際」と「真剣交際」
そして、何度も会い二人の距離が縮まってきた頃に「真剣交際」に移行します。
真剣交際に移行する場合は、お互いの相談所の仲人がそれぞれの気持ちを確認し、お互いが「真剣交際」を希望すれば移行できます。当然、片一方だけが真剣交際を希望している状態では移行できないということです。
結婚相談所での通常の交際中は、他の方とのお見合いや短期間であれば重複交際も認められているのですが、真剣交際になれば、二人ともが他の方とのお見合いはしませんし、当然、他の交際中の人もいない状態になります。
つまり、お互いに「あなただけ」状態。
お見合い後に交際につながって会う回数を重ねていくと、「この人は、他にもお見合いをしているのだろうか?他にも交際中の人がいるのだろうか?」 と気になるものです。自分の気持ちが相手に傾いているのなら、なおさらです。そんな時に真剣交際になればお互いに安心して交際を続けることができるわけです。